ドライフライ・ウェットフライ・ニンフ・ストリーマ...様々なフライのパタンがありますけど、
タイイングするときに特に注意していることがあります。
それは、『プロポーション』と『バランス』です...

「フライフィッシング教書」にも少年時代の姿が登場している、日本有数のプロタイヤーである漆原孝治氏は、著書でこう語っています...
どんなにていねいにフックにマテリアルを取り付けても、そのバランスが悪ければフライとしての役割は果たされない。機能に富んだフライを巻くためにはプロポーションが重要な要素となる。
詳しくは漆原氏の著書をご覧いただければと思いますが、考え方を変えればタイイングが少々雑であっても、プロポーションがしっかりしているフライは「釣れる」ということになりますね。
「ニンゲンに見せる」ためのフライであるならば、細部まできちんとタイイングする必要がありますけど、実際に使用するフライを1本1本そんなに丁寧に巻いていたら、タイイングのペースがトテモじゃないけど追いつきません。
フライフィッシングを中心にシーズンを過ごそうと考えたら、フライは消耗品として考えてタイイングのペースをあげていかなければいけませんね。で、必然的にタイイングの工程を簡略化し、すばやくタイイングするので巻き方も雑になってしまいますが、「プロポーション」さえしっかりとしたものが出来れば、「釣れる」ということになります。

極端に表現してしまうと、「スレッドだけのボディにハックルをぱらりと2巻き」だけのフライ(毛ばり)であっても、「プロポーション」さえ、きちんとしていれば「釣れる」のですね。
とりわけ、上の画像のフライ(毛ばり)には、実際に何度もいい思いをさせてもらいました。
スレっからしのC&R区間のヤマメにも覿面、にっくき忍野のヤマメも一網打尽、管理釣り場では3時間ちょっとで80匹以上......と、いった感じです。もうそういった釣りはとっくに卒業させてもらってますけどね...
もちろん、どんなに優れたフライを使っても、基本的なキャスティングテクニックであるとか、流し方であるとかが悪かったら釣れませんよ。
以上、最近カワハギ漁師と化している山口がお伝えいたしました...(笑)