
フライフィッシングは竹竿でやるのが好きです。
カワハギ釣りも竹竿でやるのが好きです。
「竹竿」というと「目の玉が飛び出るほど高価」なイメージで、実際の相場は8万円ぐらいからでしょうか。知りうる最高金額は500万円っていうのを聞いたことがありますが、マーケットに出回っているような竹竿はそんなでもなくって、一部のマニアだけの間で密かに取引されるような竹竿は、それこそ値段がつかないようなものばかりだとか...
口から泡を吹き出しながら「竹はタケーな」なんてギャグも出てしまうほどですね。
でも、ワタシの持っている竹竿は、ともに「グラファイト竿よりもはるかに安い」ものばかりです。
たとえば、手持ちの竹竿4本分でSAGEのグラファイト竿またはレッドチューン1本分の価格です。
まあそれでも竿としての機能は十分すぎるぐらいにあるので、使う上で不便はまったく感じません。
そういえば、今日になって急に身体の調子が良くなってきました。昨日は釣りに出かけずゆっくり休んだからっていうのもありますけど、今まで何かに取り憑かれていたのから、急に開放されたような感じです。
ところで「済世利人」という抹香クサイ言葉が今回のお話の主題です。
易しい言葉に直すと「世のため他人(ひと)のため」ってことになります。
私利私欲に走り、名利名声を求める人々が後を絶ちません。これはニンゲンの基本的な欲望のひとつだと思うので致し方がないとも感じるのですが、ワタシが「素晴らしい」と感じる人ほど「済世利人」の精神で、かつ「見返りを求めない」という方が多いように感じます。
何かとメディアを賑わす有名人と呼ばれている人々を数人知っていますが、誰もが、自分の欲望を満たすために色々な活動をやっているんじゃあなくって、「みんなの幸せために」と、いう信念をもって、自らの全てに近い部分を投げ打ってやっているんだとつくづく感じます。
自分の釣果が増えたり技術が上達することが嬉しいんじゃなくって、他の人の釣果が増えたり技術が向上していくのが嬉しいんですよね。
そして、「決して見返りを求めない」んですよね。
時間、労力、資本などを投げ打って、尽力した人物に裏切られ、誹謗中傷を浴びせ掛けられたとしても、「いつの日かきっとわかってくれるはず」と、固く信じて、決してそのヒトを責めようとはしないのです。
そんな方たちの生き様に直に触れることができる私は幸せ者だと思うと同時に、自分も是非そうなってゆこうと、襟持正しつつ、新年の決意を新たに行った次第です。
