そふとはっくる♪

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そのむかし、川で釣りをするときに一番はじめにすることは、藪に入って篠竹を刈り取ることだった。

つぎに、靴を脱いで川の中にざぶざぶと入り石をひっくり返しながら、「川虫」を獲ることだった。

当時、川虫全般を「チョロ」と呼んでいた。石をチョロチョロと這い回ることから、そのように呼ばれていたのだと思う。

「チョロ」には、数種類の呼び方があって、「カメチョロ」「ピンチョロ」「クロカワ」「オニチョロ」「キンパク」などと呼んでいた。

「カメチョロ」は、ヒラタカゲロウやマダラカゲロウの幼虫、
「ピンチョロ」は、オオフタオカゲロウやチラカゲロウの幼虫、
「オニチョロ」は、大型のカワゲラの幼虫、
「キンパク」はミドリカワゲラモドキの幼虫って、ことになるのでしょうか。

川の石をひっくり返しながら採集するのは主に「カメチョロ」「キンパク」「オニチョロ」「クロカワ」などで、川底の葉っぱの下に潜んでいてめだか取り用の網ですくうのは「ピンチョロ」だった。

で、天然の竿に天然のエサ、自宅から持っていく持物は釣り糸、釣り針、エサ箱、魚篭だけ。

そんなことを小学生のころは毎日のようにやっていたっけなぁ...

フライフィッシングを始めてからというもの、水生昆虫がどうちゃらこうちゃらというような話題が引っ切り無しに飛び交うようになったけれど、幼少のころから川を遊び場にして、川で普通につりをしていた者にとっては、至極アタリマエの話ってことになる。

「つりを知らないフライマン」っていうのがどんどん増えてきた証拠でしょうね。

そういったフライマンに遭遇するたびに、軽いカルチャーショックを受けるのだけれども、まあ、でも、仕方がない。

でも、しかし、業者さん、ビギナーさんたちに道具を売りつけるだけじゃなくって、ちゃんと面倒みてあげてくださいね。(ビギナーであっても釣りテングだから取り扱いは物凄く難しいし、ストレスが溜まりまくると思いますけど)

話は変わりますが、「フライフィッシング・ベスト」の売れ行きが芳しくなく、「フライバッグ」がどんどん売れている模様ですね。

理由は「フライフィッシング・ベスト」って「ジジクサイ」から...(><)

戦闘服さながらに、ウェーダーやベストを着用し、背中には瀟洒なランディングネットをぶら下げて、川に降り立つフライマン・・・

一見、「カッコイイ」とも見えなくもないけれども、いま時の若者たちの感性からすると、「カッコワルイ」「オジンクサイ」「加齢臭がプンプン漂う」という印象であるらしい。

フライフィッシングに興味のある若者は少なくないのがわかったのは驚きだったけれども、「ジジクサ」くて「カッコワルイ」印象があるんで、二の足を踏んでいるみたい。そこで救世主のごとくフライバックが売れているってこと???

個人的にはフライバッグの利用者なんだけど、フライバッグのほうがジジクサイような気もしますが、「フライフィッシング・ベスト」を着用した「加齢臭軍団」が、全国の川に進出して、非常に目立っているという現実の裏付けでありましょう。

え~っと、だいぶ話がそれましたが、「川虫」のことを知っていれば、「ドライフライ」にこだわる必要も無いわけで、むしろ「ウェットフライ」のほうが、川の釣りとしては至極自然な釣り方であることが分かってきます。

先日ある業界プロの方に言われました。

「ヤムチャさんの書いていることは難しすぎてシロートさんには理解できないんじゃないですか?」

(Θ。Θ)(Θ。Θ)(Θ。Θ)(Θ。Θ)(Θ。Θ)(Θ。Θ)

まあ、そうかも知れないし、そうじゃないかも知れないですけど、少なくとも、フィールドでの実体験を積み重ねてきた人じゃないとわかんないことって少なくないと思います。最近は面倒くさくなってきてしまって、理解できるひとだけ相手にしていればいいやって感じだし、なんで無償でわざわざそんなことやらなきゃならないんだ?って感じですね。挙句の果てに、ちょっと気に入らないことがあったり、苦痛に感じることが出てくると、すぐに「考えの押し付け」だの屁理屈が始まって、駄々をこねるガキみたいになっちゃうし、そういったことで無駄な時間と労力を使いたくないですし、少年Gさんなんて、チョーかわいそうですよ。

ま、それはさておきウェットフライに関しては、セクトラ・M月コーモンの「ウェットフライスクール」に、何度も参加することによって得たことはたくさんありますし、「お金を払ってちゃんと教わる」、という姿勢は重要だと思いますね。

また別の日のことですが、とある方と「ウェットフライはなぜ釣れる?」という話題になりました。

シロートさんにとっては、「水生昆虫の姿かたちとはかけ離れた」、ウェットフライでなんで釣れるのかは、ナゾでしょうね。そういったことをネタにして本が売れ、スクールが開催されているわけですし、「サカナはフライの大きさとシルエットしか見ていない」というのもありますけど、魚が「川虫」を食べるところを観察すると、例外なく「動いている、生きている虫」を食っていることに気が付くでしょう。

よく、「ナチュラル・ドリフト」とか言いますけど、故意に動きを演出することによって、魚の捕食スイッチを入れることも可能ですね。水面だったらフラッタリングだし、水中だったらイマージングって感じ。さらに、イマージングだけじゃなくって、カゲロウやカディスの産卵行動に着目すると、「ダイビング」というのもあるし、「マーチブラウンが釣れるわけは、カゲロウのダイビングを演出しているから」と、熱く語っておりましたヨ...(Θ。Θ)

好みは人それぞれで、いろいろありますけど、「フライを小さくすると釣れるような気がする」っていうのも、「ティペットを細くすると釣れるような気がする」っていうのも、理解はできますが、川を目の前にしてフライロッドを振り、何を見ているんでしょう?見える魚しか目に入っていないんじゃないですか?って感じになってしまいます。

まあ、それはさておき、キャッチ・アンド・リリースをするには、細すぎない糸を使い手早く取り込み、手早くリリースするのが、運悪く釣り針に掛かってしまった魚をそれ以上痛めつけないための最善の方法でしょうし、キャッチ・アンド・イートをするにも、細糸で引き味を味わったあとの魚なんて、ストレスによる化学物質が分泌されてしまい、ちょっとも美味しくないですしね。

「ユスリカの釣り」に、粘着しなければ、ドライでも、ウェットでも、3Xや4Xのティペット、フックサイズも8番とか10番、死ぬほど小さくして12番とかの大きさで必要十分ですしね。

でも、それをレギュレーションにしてしまったら、釣り場に来る人が少なくなってしまい漁協さんは上がったりだろうし、細糸を作っているメーカさんや、細糸に対応した釣り具を開発しているメーカさんが困っちゃいますからね。

あくまでも、個人的な趣味として、太い釣り糸やでかい針で行うフライフィッシングを楽しんでおります。


あ・・・・・・


忘れていましたが、上の写真は「ヒゲナガ・ピューパ」の、マッチング・ザ・ハッチのために巻いた、ソフトハックルです。


フック:Gamakatsu S12-VH 8番


ま、そんな感じで日曜日の午後はマッタリと過ぎてゆくのでした...(^皿^)ノ

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