『昔日の「釣れない」イメージ払拭の本栖湖』

本栖湖は各誌面やサイトなどで紹介されている人気のフィールドですが、昔日は『幻のモンスターブラウン』が釣れると騒がれました。
モンスターブラウンについては、かつて沢田賢一郎さんなどがフライで仕留めた実績のある本栖湖ですが、最近は奇麗なニジマスの釣れるフィールドとして再び脚光を浴びつつあります。ヒメマス、わかさぎ、ブラックバス、鯉、オイカワ、ウグイ、イワナ、ニジマス、ブラウントラウトなど多彩な魚種が生息しているようです。トラウト狙いの場合はオカッパリとウェーディングのみで、ボート釣りが禁止されていますが、かつてトローリングで犠牲者が出たからと言うことです。
フィールドの特徴としては溶岩帯の湧水で透明度が高く、周囲はキャンプ場が点在し、コンビニエンスストアなどは何も無く、自然に近い状態が保持されていることがあげられます。 本栖湖入口の交差点を曲がってすぐのところに『湖仙荘』というお土産やさん兼食堂をはじめとして何件かのお食事処があります。少年Gさんの話によれば、冬場に来ると運が良ければ猪鍋などメニューにない野趣あふれる料理も味わえるそうです。お越しの際はぶらりと立ち寄っていくことをお奨めします。
二階の食堂に上がると、歴代のモンスターたちの剥製が眼を捕えます。これらの剥製も色々なところで紹介されていますが、女将さんの許可を得て取材させていただきました。写真左は『ヒメマス』と題されていますが、ヤマメ(アマゴ)という説もあるようです。ヒメマス(コッカーニ)とヤマメは大型化するとほとんど見分けがつかなくなってしまい、唯一の判別方法である歯の数を数えるしかないということでした。
有名なモンスターブラウンの剥製です。精悍な顔つきには思わずドッキリしてしまいます。今さら説明の必要もないでしょう。
『イワナ』の剥製です。湖のモンスターたちはどれもヒレが立派で体高があり精悍な顔つきで、魚種や体長が同じであっても管理釣り場や放流直後の大型成魚とは全く別の魚みたいですね。
素晴らしいロケーションの湖のどこかに、こんな素晴らしい魚達が潜んでいるかもしれないと考えるだけでワクワクしてきてしまいます。
でも、広大な湖に潜むヒレピンモンスターたちはそう簡単に釣れる訳ではありません。放流マス(とは言っても素晴らしく奇麗)だったら、出遭える確率は比較的高いようですが、ポイント選定から始まり回遊のタイミングや過酷な気象条件下でのキャスティングなどは難しいし、釣果無しの日も普通にあるでしょうから、管理釣り場やC&R区間馴れしてしまっているアングラーにとっては想像を絶する苦行が強いられることでしょう。
また、ルアーフライ専用の釣り場ではないので、様様なアングラーが混在しています。さらに湖は釣り専用ではないので、湖畔や湖面はキャンプ、ウィンドサーフィン、観光散策など、様様なレジャーを楽しむ人たちと共有されています。釣り人の評判をこれ以上落とさないためにも、周囲への配慮ある行動が期待されます。
日券:800円(各売店で販売) 1000円(釣り現場にて支払い)
年券:8000円(湖仙荘のみ販売)
富士国立公園本栖湖畔
喫茶・お食事・お土産 湖仙荘
TEL:0555(87)2032
FAX:0555(87)2132
2008年02月:山口
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